コアコンピタンスは企業が競争の中で長期的に優位を持てる能力であり、転送効率とユーザーエクスペリエンスは核心的な競争能力として、手紙や郵便物を転送するサービスを提供する郵政速達の企業より注意を集まっている。
特許技術“郵便物経路情報の特定方法及び装置”は中国、米国、日本、韓国、ユーラシア、オーストラリア、カナダ、インドネシヤ、メキシコより承認されているほか、PCT出願(PCT/CN2013/074342)はブラジル、インドなどにも届いている。当技術は差出人と受取人が携帯話のGPS位置測定を利用して、差出人より伝票を出す時に受取員、配達員、郵便物の中継仕分け経路を計算できるグローバル化特許である。これは世界中の郵政速達業界のサービス品質アップと効率向上ための“インターネットプラス”デジタル革命となり、転送効率とユーザーエクスペリエンスの改善を実現できる技術になるだろう。
モバイルインタネット技術は人々の生活の中で広がっている。場所を問わずに携帯電話を利用して簡単に位置情報を確認し、手紙或いは郵便物を郵送する前には、受取員の名前、集荷時間、受取員連絡先、届く時間、料金などを了解しておき、出した後には追跡、届く時間、配達員名前および連絡先を把握することができ、これらは郵便サービスを利用する差出人と受取人にとっては非常に重要なユーザーエクスペリエンスである。郵政の速達の企業はどのような情況の中でこのようなユーザーエクスペリエンスを提供できるだろう。
ネットショッピング経験がある方は知るが、郵便物は集荷、積換え、仕分け、配達などの作業が必要であり、いくつかの中継拠点を経由した後、差出人から受取人まで届く。これは郵政速達と一般物流の違い、即ち中継拠点を経由し仕分けされることで、中継拠点で仕分けられ郵便物はそれぞれの次の中継拠点に分けられる。それで、差出人が伝票を出す時に郵便物仕分け経路の各中継拠点を確認できれば、中継拠点仕分け効率の向上だけではなく、“何日といくらで届ける”というユーザーエクスペリエンスを事前に了解できることになる。
ところが、世界中で長くて、快速で正確に確保できない住所や郵便番号を記入する必要があり、UPSやFedexなど運送業者の自動技術も住所データで各中継拠点の作業範囲を表示している。地名或いは作業範囲の変化で、郵便物の住所と対応する作業範囲が確認できない場合もあるため、仕分けは手作業で行う場合もあるため、伝票を提出する時には郵便物の経路を計算することはできない。このような住所の取り扱い方法で中継拠点間での積換え、仕分けではなく、集荷或いは配達の効率も制約されている。郵便物配達はドアアンドドアのサービスであり、集荷或いは配達を担当する配達員は大量の町、アパートの名前を覚えなければ配達はできなくなる。また、配達員は毎日百件以上の郵便物を配達しなければならないので、今の技術では地理データシステム中の道路、渋滞情報及び経緯度座標を参考にして最高ルートを計算することができるが、いろいろな原因ですべての住所が経緯度に変換することはできない。それで、UPS社は長年の配達ルートGPSデータを基にし、ビックデータ分析を通じて“Orion”ルート最適化システムを開発し、2016年末にはアメリカ全域に投入する予定である。これは、毎年1億マイルの走行距離と1000萬ガロンの燃料を節約でき、これは3億ドルに相当し、毎年10萬トンの二酸化炭素の排出が削減される。
2016年10月、第47回世界郵便の日の“2016~2018年”ポスターから万国郵便連合の三つの戦略、即ち革新(innovation)、融合(integration)、包容(inclusion)が見られ、これは万国郵便連合が主張している郵便事業の未来発展動力である。ビシャ・フセインも郵便の存亡は快速の変化と革新能力次第となり、お客様の希望、需要及びセンスは変化しつつ、郵便事業もそれに応じて変化し、これらの新たな需要を満足しなければならないと述べた。
中国の国家郵政局のデータによると、2017年の配達件数は401億件で、世界一位である。国務院の『配達業の発展に関する若干意見』では2020年には500億件と予想し、“インターネット+”配達を発展方向にする必要があると主張した。
住所と比べ、経緯度は地球上のすべて位置を表示することができるほか、変更はなく、経緯度は住所のような曖昧と変更現像はない。経緯度は速達の企業の作業範囲(たとえデジタル地図中)を表示することができる。一つの経緯度座標はどの経緯度の作業範囲に属するかの計算は計算機の優位である。郵便物の経緯度、地理データシステムの目標標示とルート計画のインテリジェント技術があれば配達業界での応用ができる。
電子地図システムを利用したことがある方ならわかるが、地図上にはすべてそれぞれ位置と対応する住所を検索できるわけではない。即ち、すべての道路、ビル、住宅の住所が電子地図システムで経緯度に切り替えることができるわけではない。それで、当特許技術は住所で検索する方法から抜き出し、直接地球上のすべて位置を経緯度で標示しようと考えている。しかも、これではないと、その技術的な効果を実現できない。ところで、差出人と受取人はどのように時間と位置を問わずに経緯度を確保できるだろう。“DIDI、Uber”のようなネット配車、及び“ウィーチャット”の位置共有は広く使われ、スマートフォンAPPのGPS機能で経緯度を確保するには非常に簡単だろう。
当特許技術は伝統的な住所を依頼する技術を突破して、経緯度を利用して“ネット+配達”を可能にする。最適方法は、速達の企業は電子地図で各配達員の作業範囲、及び該当範囲内の各レベルの中継拠点からの経由情報を設置すれば“経緯度境界を示すスーパー中継番号”となり、郵便物を配達する必要があれば、差出人と受取人は携帯アプリを通じて経緯度、また電話番号などを登録し、電話番号を登録する理由は差出人と受取人が書くことと覚えることが難しい経緯度情報を電話番号に変えて、経緯度での郵便物位置、作業範囲、及び各レベル中継拠点からの中継情報、この三つの既存の住所方式と区別されるデータがあれば、即ち、差出人と受取人の経緯度利用して、該当配達員の経緯度作業範囲を確認し、差出人と受取人地域の“スーパー中継番号”を確保し、この二つの“スーパー中継番号”中の各レベルの中継情報を通じて、差出人が伝票を提出する時は受取人、配達員、いくつ経由中継拠点より構成される郵便物経路情報を確認でき、また、郵便物のバーコード及び郵便物経路情報の対応、及び差出人と受取人より提供される経緯度を通じて、該当特許技術は全面的、及び大幅に集荷、積換え、仕分け、配達という四つの部分で効率的で、及び上掲のユーザーエクスペリエンスが実現できる。
まず、郵便物転送効率の最適化の実現状況を見てみよう。
集荷では自動的に受取員が指定される。既存の住所方法では、我々が郵便物を送る時、配達員の連絡先が知らない場合、運送業者に電話する必要があり、手順は面倒である。当特許技術では、電子地図中で配達員の作業範囲を設置しておいてあり、差出人が経緯度を登録すれば、計算機はこの経緯度の該当の経緯度作業範囲を確認し、所属の受取員を確認し、家まで集荷に行くよう通知し、コールセンターの作業員の削減を実現し、受取員はスマホAPP中の差出人経緯度で、差出人を見つかり、集荷時は配置されたバーコードを郵便物に貼ればよい。
仕分け部分では配達員まで正確に指定できる。既存の住所方法では、自動仕分けシステムは大規模の地名住所データベースを基で、各中継拠点の作業範囲を確認し、地名或いは作業範囲が変化された場合、地名住所データベースのアップデートは難しくなり、特に規模が大きい配達員一環にとってはもっと難しくなる。特許技術では、電子地図での配達員の作業範囲は決められ、これは変更しやすい作業範囲であり、受取人の経緯度を通じて、経緯度所属の作業範囲所属の配達員を精確に確認できる。また、各配達員の電子作業範囲はそれに対応する各レベルの中継情報があり、この中には住所や郵便番号には有り得ない中継レベルも含まれている。たとえ地域配布、配達点、配達員などがある。それで、確認された受取員と配達員の情報(つまり、差出人と受取人所属の“スーパー中継番号”中含まれている各レベルの中継情報)で、受取員と配達員間全部の中継拠点及び仕分け経路を確認でき、この経路での各仕分け時点でバーコードのスキャンを通じて自動仕分けが実現される。
積換え一環で事前に各仕分け拠点を確定。既存方法では、住所や郵便番号には各レベルの中継情報が含まれてなく、また地名或いは作業範囲はよく変更されるため、計算機システムを利用して各仕分け拠点での仕分けを仮設することで事前に中継経路を確定するのは不可能である。当特許技術は上掲問題を解決し、特に“スーパー中継番号”には各レベルの中継情報が含まれてあるため、差出人から受取人まで郵便物が経った全部中継仕分け拠点に関する情報は集荷員の“スーパー中継番号”中にあるか、配達員の“スーパー中継番号”にあるかになる。それで、差出人が伝票を出す時、差出人と受取人の経緯度より作業範囲が該当経緯度に属する集荷員と配達員が決められ、また二つの“スーパー中継番号”を基で、計算機は集荷員から配達員までの全部中継拠点及び仕分け経路を確認することができる。それに、システムに郵便物の重量を入力すれば、当日のある時間ですべて郵便物の経路をまとめ、何時間を繰り上げ、さらにもっとあやめに各中継拠点間の積換えデータを計算でき、経路積換え道具を調達することができる。事前に確定された仕分け経路があるため、同一経路下での郵便物の仕分け、包装を解いて、及び梱包の計算は簡単になる。
配達一環では、智能的にルートを計算する。既存住所方法では、住所を基に最適配達ルートを計算できないので、配達ルートの作成と郵便物の配達順番も自動化の実現はできない。当特許技術では、配達範囲内のすべて郵便物は経緯度の表記があるため、配達員は大量の町、ビルの位置を覚える必要がなくなり、ビルの位置と最適配達ルート、また配達順番は智能化され、配達効率は向上できる。それで、配達ルートを通じて、受取人まで届く時間帯及び配達員の位置が測定できる。これは非常に重要なユーザーエクスペリエンスである。
郵政の速達の企業の関係者ならわかるが、地域レベル、集配店レベルの所在地選択及び配達員の作業範囲の調整は郵便物の中継効率と集配効率と緊密に関係ある。言い換えれば,この二つは一定の時間内処理可能な郵便物量及び所属エリア範囲の最適化に依頼する。即ち、単位時間内、郵便物数と郵便物位置の関係の統計モデルの構築が必要である。特許技術の差出人或いは受取人の経緯度を基ついて、計算機システムは一定時間内の郵便物位置の経緯度及び郵便物数を基に、三次元図形を作成することができる。それで、適切な経緯度の範囲を計算し、中継拠点の地理位置及び配達員の作業範囲を確定することができる。ところで、以上は特許技術の派生機能にすぎない、ただしこの二つの機能で、上掲適切な経緯度の境界範囲内での郵便物の中継効率と集荷及び配達は利益最大化とつながることができ、これは既存住所方法では実現できないことだろう。
経緯度の国際通用性、一貫性、特許技術の同一性を基に、“クラウド プラットフォーム”を構築し、速達の企業、配達員、差出人と受取人をこのプラットフォームの一員として利用してもらうこともできる。配達員はモバイルAPPを利用して、集荷と配達の効率を向上し、差出人及び受取人との連絡、位置確認などが簡単に実現できる。差出人と受取人は時間と場所を問わずに携帯を利用して経緯度の形で位置をつけ、面倒な住所及び郵便番号をわざわざ覚える必要はない。また、差出人が模擬或いは正式伝票を出す時、“クラウド プラットフォーム”より計算するデータは受取員、配達員、及び数々の経由中継拠点より構成した郵便物の仕分け経路である。差出人と受取人がスマホを利用して、簡単及び快速に位置情報を確保し、受取員の名前、集荷時間、郵便物の追跡、配達員名前の把握、届く時間、配達員との連絡などを実現すれば、ユーザーエクスペリエンスを解決しただろう。速達の企業は“クラウド プラットフォーム”を利用して、計算で得た仕分け経路と集荷及び配達ルートを通じて、毎郵便物に対して定刻に誤配なく届いているかを追跡と監視することができ、これで郵便物転送の全過程中で、データ化、精密化、標準化、智能化を徹底的に実現することができる。
特許を出願する地域では、毎年36億人以上の人が千億通もある郵便物を送出する。“クラウド プラットフォーム”より計算した集中積換え、仕分け、配達とすべて経路情報から形成された積換え計画などのデータ、違う速達の企業間より積換え道具、自動仕分け設備の共有、これらは既存住所を基にした自動技術と比べ、削減できるコストは莫大な数字になろう。経緯度の一貫性、及び快速に経緯度を確定できるモバイル技術、特許技術は郵便物転送効率、及びユーザーエクスペリエンスを向上する持続的方案になろう。